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少年・青年漫画

【全巻ネタバレ】サイコパスト猟奇殺人潜入捜査のあらすじ・最終回を徹底考察!

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「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」のネタバレ情報を知りたくて検索されたあなたへ。この記事では、その期待に応えるべく、物語の核心に迫る情報をお届けします!

本田真吾氏が描くこの強烈なサイコサスペンスは、過去の殺人事件の被害者の意識に主人公の刑事が潜入し、悲劇的な未来を変えようと試みるという衝撃的な設定で、多くの読者を惹きつけてやみません。「刺激最凶」と称されるその世界観の深淵を、一緒に覗いてみませんか?

この記事を読むことで、あなたは以下の情報を手に入れることができます。

  • 物語の詳しいあらすじ
  • 登場人物
  • 作品の核心に触れる見どころ解説
  • 実際に作品を読んだ人たちのリアルな感想やレビュー(良い点・気になる点を含む)
  • 作者・本田真吾氏の作風や、作品の基本情報(出版社、掲載誌、最新刊までの情報)

これらの情報を通じて、「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の魅力をより深く理解し、さらに楽しむための一助となれば幸いです。それでは、早速物語の核心へと迫っていきましょう。

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目次
  1. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」あらすじ!
  2. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」主要登場人物!
  3. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」見どころ紹介!
  4. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」のネタバレまとめ!
  5. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」感想レビュー:読者の評価は?
  6. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」作品情報
  7. 「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」最終回を大胆予想!五代の過去と飛高の謎、物語はどこへ向かうのか?
  8. 『サイコ×パスト』に関するよくある質問(FAQ)
  9. 「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の試し読み!

「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」あらすじ!

「サイコパスト あらすじ」と書かれた見出し画像

 

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」は、人気漫画家・本田真吾氏が描く、読者の心を暗く揺さぶり、掴んで離さない強烈なサイコサスペンスです。物語の核心は、過去に起きた凄惨な殺人事件の被害者自身の意識に、主人公の刑事が潜入し、その悲劇的な未来を変えようと試みるというもの。「刺激最凶サイコサスペンス!!」と銘打たれる通り、その突飛でありながらも骨太な設定と物語構造が、多くの読者を惹きつけています。

主人公は、26歳の熱血刑事・五代一哲(ごだい いってつ)。彼は正義感にあふれる一方で、犯人逮捕のためには過激な手段も厭わない一面があり、それが原因でエリート部署である捜査一課から、謎に包まれた「捜査五課」へと左遷されてしまいます。 そこで彼を待っていたのは、飛高紫苑(ひだか しおん)と名乗るミステリアスな警視正。彼は、「他人の意識を過去の特定の人物に送り込む」という驚くべき超能力を持っていました。五代は、この飛高の能力によって、過去に実際に起きた猟奇殺人事件の被害者の意識へと送り込まれます。被害者本人として、まさに殺人が起ころうとしている恐怖の瞬間を追体験しながら、事件を未然に防ぎ、犯人を特定するという、前代未聞かつ極めて危険な任務に就くことになるのです。

この潜入捜査は、文字通り命がけ。もし過去の世界で、五代が入り込んでいる被害者が犯人によって殺されてしまった場合、五代自身の意識も現代には戻れず、命を落としてしまうという過酷なルールが存在します。 それでも五代がこの危険な任務に身を投じるのには、彼自身の壮絶な過去が関係しています。彼もまた、かつて家族を「肉塊殺人事件」という凄惨な事件で失っており、犯人に対する強い憎しみと、事件を解決したいという個人的な渇望を胸に抱いているのです。この強い動機が、彼を次々と襲い来る凶悪なシリアルキラーたちとの戦いへと駆り立てます。

「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」主要登場人物!

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この物語の魅力は、スリリングな事件展開だけでなく、個性的で謎に満ちた登場人物たちにもあります。特に物語の軸となるのは、主人公の熱血刑事・五代一哲と、彼を過去へ送り込む謎の上司・飛高紫苑です。彼らの背景や関係性には、物語の核心に迫る多くのネタバレ要素が含まれています。ここでは、そんな主要登場人物たちの詳細と、彼らにまつわる謎について深く掘り下げていきましょう。

登場人物:五代と飛高の謎

物語を力強く牽引するのは、対照的な二人の主要人物、五代一哲と飛高紫苑です。

  • 五代 一哲(ごだい いってつ)
    26歳の警視庁巡査部長。かつては「熱血刑事」として知られましたが、犯人への過剰な暴力が問題となり左遷。彼の行動の根源には、後述する壮絶な過去の経験があります。飛高の能力で過去の被害者の意識に潜入し、猟奇殺人鬼と対峙します。刑事としての強い精神力を持っていますが、潜入対象の身体能力に左右されるという大きなハンデを負います。
  • 飛高 紫苑(ひだか しおん)
    五代が配属された「捜査五課 殺人犯超常捜査係」を一人で仕切る警視正。自らを「超能力捜査官」と称し、五代を過去に送る特殊で謎の多い能力を持ちます。その正体や真の目的は多くが謎に包まれており、連続殺人鬼に対して異常なまでの執着心を見せる一面も。

この二人は、いわば「最凶バディ」。五代は飛高の能力なしには捜査できず、飛高は五代を駒として過去の事件に介入します。しかし、そこには絶対的な信頼関係があるわけではなく、飛高の不可解な言動や目的が、常に二人の間に緊張感を生んでいます。飛高の能力の源泉や、何を企んでいるのかは、物語全体の大きな謎として読者の興味を引きつけます。

主人公・五代一哲の壮絶な過去とは

主人公・五代一哲が、命の危険を冒してまで過酷な潜入捜査に身を投じる背景には、彼の個人的な悲劇が深く関わっています。彼がまだ幼かった頃、彼の家族は「杉並区一家4人肉塊事件」という、極めて残忍で悲惨な事件の犠牲となりました。この事件で両親と妹を一度に失い、五代自身も心に深い傷を負っています。

この凄惨な体験が、五代の異常なまでの正義感と、凶悪な殺人犯に対する強い憎悪を形成する大きな要因となりました。この「杉並区一家4人肉塊事件」の犯人を見つけ出し、事件の真相を明らかにすることこそが、五代の最大の行動原理であり、彼が危険な任務に挑み続ける理由なのです。この未解決の事件が、物語の縦軸として今後の展開に大きく影響していきます。

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「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」見どころ紹介!

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被害者の意識へダイブする特異な設定

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の最大の魅力は、なんといってもその独創的でスリリングな設定にあります。物語の主人公は、過去に起きた凶悪な殺人事件の被害者自身の意識に潜り込み、まさに事件が起ころうとするその瞬間を追体験しながら真相に迫るという、前代未聞の潜入捜査に挑みます。

想像してみてください。屈強な精神を持つ刑事である主人公が、ある時は幼い子供、またある時は力の弱い女性といった、身体的に極めて無力な状態の被害者として、狡猾で残忍な殺人鬼と対峙しなければならないのです。頼れるのは、未来(主人公の現在)から持ち込んだ事件に関する断片的な情報と、刑事としての推理力や精神力のみ。しかし、その肉体は被害者のものであるため、体力や腕力では到底太刀打ちできない絶望的な状況がほとんどです。

彼が挑む事件は、目を背けたくなるほどおぞましいながらも、どこか現実の事件を想起させるようなリアリティを伴っており、読者に強烈な印象を与えます。登場する犯人たちも一筋縄ではいかず、その歪んだ狂気や異常性は「インパクトが強すぎて夢に出てきそう」と読者が語るほど。このような強烈な犯人に対し、主人公は被害者の身体的制約という大きなハンデを背負いながら、知恵と勇気を振り絞って立ち向かいます。

この「刑事の魂」と「無力な被害者の肉体」という極端なギャップ、そして失敗すれば被害者だけでなく自身の精神も破滅しかねないという極限の状況が、本作ならではの強烈なサスペンスと緊張感を生み出しています。単なる謎解きミステリーに留まらない、体験型の恐怖と手に汗握る心理戦が、読者を「サイコ×パスト」の世界に引き込んで離さない大きな見どころです。

過去改変がもたらす予測不能な展開

「サイコ×パスト」のもう一つの重要な見どころは、主人公・五代の過去への介入が現在のタイムラインにどのような影響を与えるのか、という点です。五代は被害者の意識に潜入し、犯行を阻止したり、犯人逮捕に繋がる手がかりを得ることで過去を変えようと試みます。そして実際に、「場合によっては真犯人にたどり着き未来が変わることもあります」と語られるように、彼の行動によって歴史が改変される様子が描かれます。

しかし、この「過去改変」は単純な問題解決には繋がりません。読者からは「タイムパラドックスとか、どうなってんだよ」「過去に戻ったとしても現在ではどうなってるのかも気になる 『今』の時間も進んでいるのなら意味がないと思われる」といった疑問や考察が飛び交い、物語の大きなフックとなっています。一つの事件を防いだことで、別の予期せぬ結果が生まれたり、五代自身の現在や、彼が追い求める家族の事件の真相に複雑な影響を及ぼす可能性が常に示唆されています。

例えば、五代の父親が過去に関与していた「大田区未解決一家殺人事件」では、五代の介入によって改変された時間軸で、彼の母親である五代茜が事件解決に関わるという描写も見られます。このように、過去の出来事が現在の人間関係や状況と複雑に絡み合い、物語は予測不能な方向へと展開していきます。このスリリングな因果応報の連鎖が、読者を惹きつけて離さない魅力の一つと言えるでしょう。

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「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」のネタバレまとめ!

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【事件別】あらすじ・ネタバレ早見表

CASE 1. 神戸市女子高生連続殺人事件(1巻~2巻)

犯人:伊崎

結末:五代は最初の被害者・村上ハルカの意識に潜入 。監禁場所から脱出し、犯人である伊崎の過去を暴いて心理的に追い詰めます 。最終的に駆け付けた警察によって伊崎は逮捕され、被害者の命と未来を救うことに成功しました

CASE 2. 点滴連続殺人事件(2巻~3巻)

犯人:赤江はる

結末:子供の身体に潜入した五代は、当初犯人と目された舞城静華ではなく、同僚看護師の赤江はるが真犯人であることを見抜きます 。歪んだ正義感を語る赤江を追い詰めますが、彼女は隠し持っていた毒物で自害 。真犯人は判明したものの、事件の真相は闇に包まれたまま終わりました

CASE 3. 練馬区監禁連続殺人事件(高校時代編)(3巻~5巻)

犯人:幸坂潤之助(洗脳の傀儡子)

結末:五代は事件の根源である幸坂の高校時代に潜入 。高校教師として幸坂の洗脳の手口を暴き、全校生徒の前で告発します 。逆上した幸坂を制圧し、未来で起こるはずだった監禁殺人事件を未然に防ぐことに成功しました

CASE 4. 祝波島41人殺し(臓器売買事件)(5巻~7巻)

犯人:国枝一族(島の有力者たち)

結末:当初犯人とされた元自衛官・軍場蔵人は、実は恋人の復讐のために島を調べていた協力者でした 。真犯人は、島外の人間を誘い込み臓器売買を行っていた島民たち。五代は軍場と協力して犯罪の証拠を掴み島から脱出しますが、脱出後、島民たちは口封じのために謎の武装集団に皆殺しにされてしまいます

CASE 5. 大田区一家殺人事件(7巻~9巻)

犯人:瀬下刑事 

結末:五代は被害者一家の6歳の次女・聖良に潜入し、警察官だった頃の父親と再会します 。協力して捜査を進める中で、真犯人が担当刑事の瀬下であることを突き止めました 。瀬下の歪んだストーカー思考が事件の原因であり、五代と家族の協力によって瀬下を追い詰め、逮捕に成功。一家惨殺の未来を回避しました

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」1巻のネタバレ!

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正義感が人一倍強い刑事、五代一哲(ごだい いってつ)。しかし、その熱意が空回りし、度重なる過剰捜査が問題視され、捜査第五課への異動を命じられます。

第五課の扉を開けると、そこには捜査第五課長と名乗る飛高紫苑(ひだか しおん)がいました。飛高こそが、五代を第五課に呼び寄せた張本人だったのです。飛高は自らを「超能力者」と称し、第五課は「殺人犯超常捜査係」であると説明します。そして、五代に信じがたい問いを投げかけます。「猟奇殺人犯の犯行を、過去に戻って阻止できるとしたら、君は命を懸けられるかい?」

状況が飲み込めない五代に対し、飛高は自作の「日本のシリアルキラーカード」を引かせます。五代が引き当てたカードに描かれた猟奇殺人犯を確認すると、飛高は特殊能力を発動。「過去に戻れる力があるなら、命でも何でも懸けてやる!」と啖呵を切った五代でしたが、次の瞬間、意識が途絶えます。

目覚めると、五代は女性の体に変わっていました。なんと、1995年に起きた猟奇殺人事件の被害者・村上ハルカの身体に魂ごと入れ替わってしまったのです。地下室に監禁され、まさに命の危機が迫る絶体絶命の状況。果たして五代は、猟奇殺人犯の凶行を阻止し、未来を変えることができるのでしょうか。

【筆者のリアルな感想】

過去の猟奇殺人事件の被害者と刑事の意識が入れ替わるという、斬新な設定が非常に興味深い作品です。しかし、監禁されている絶体絶命の状況で入れ替わるというのは、主人公にとってあまりにも過酷な展開と言えるでしょう。せめて事件発生前であれば、五代もより捜査を進めやすかったのではないかと思わずにはいられません。

それにしても、作中に登場する猟奇殺人犯の思考は常軌を逸しており、理解を超えた恐ろしさを感じさせます。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」2巻のネタバレ!

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真冬の六甲山を下着姿で逃げる五代(村上ハルカの姿)と、同じく監禁されていた菜々美。しかし、殺人鬼・伊崎に見つかり、絶体絶命の窮地に陥ります。追い詰められた五代は、伊崎の心を揺さぶる作戦に打って出ます。母親の自殺や幼少期の虐待といった、伊崎が猟奇殺人犯へと変貌した背景を語り始める五代。誰も知るはずのない情報を次々と口にする五代に、伊崎は激しく動揺します。

さらに五代は、伊崎が女子高生ばかりを狙う理由について、核心を突く指摘をします。図星を指された伊崎は、内に秘めていた負の感情を爆発させ、狂ったようにナイフを振り回します。伊崎に殺されそうになり、死を覚悟した五代。しかしその瞬間、駆けつけた警察によって伊崎は逮捕されました。

意識が薄れゆく中、五代は現代の自身の体へと戻っていました。未来は変わり、伊崎は逮捕され、村上ハルカは生還を果たしたのです。

飛高は五代に、過去へ戻る特殊能力について詳しく説明します。そして、この能力を最大限に活かすためには、猟奇殺人に関する豊富な知識を持つ五代の協力が不可欠であると伝えます。五代は、いつか自身の家族が巻き込まれた事件も解決できるかもしれないという希望を胸に、飛高への協力を決意するのでした。

後日、五代と飛高は捜査第五課に集まります。次のターゲットは、毒物を用いて病院患者を連続殺害した看護師、舞城静華(まいじょう しずか)。飛高から事件の概要を聞き、再び特殊能力で過去へと飛ばされる五代。目覚めると、今度は子供の体に入れ替わっていました。果たして、非力な子供の体で、五代は凶悪な連続殺人犯の犯行を阻止することができるのでしょうか。

【筆者のリアルな感想】

伊崎との対決に、ついに決着がつきました。常軌を逸した伊崎が逮捕されたことには、安堵感を覚えます。

次なる舞台は病院。毒物による連続殺人を阻止するという、またしても困難な任務が待ち受けています。今回は子供の体に入れ替わってしまったため、大人のように大胆な行動は取れません。限られた状況の中で、五代がどのようにして患者たちを救い出すのか、その活躍に期待が高まります。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」3巻のネタバレ!

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点滴連続殺人事件の犯人を突き止めるべく奔走する五代(子供の姿)。患者たちが寝静まった真夜中、点滴に毒物を注入する人物を目撃します。しかし、その犯人はターゲットであった舞城静華ではなく、同僚の看護師・赤江はるでした。

赤江は、物音がしたから見に来ただけだと弁明しますが、刑事である五代の目はごまかせません。問い詰められた赤江は、舞城に全ての罪を着せようとしていたこと、そして「苦しんでいる患者を救っているだけだ」という歪んだ正義感を語り始めます。五代はゲーム機を使って会話を全て録音し、動かぬ証拠を掴みます。

しかし、病弱な少年の体では思うように動けず、赤江に毒入りの注射器を刺されそうになる絶体絶命のピンチに。その瞬間、舞城と警備員が現れ、赤江は取り押さえられます。追い詰められた赤江は、口の中に隠し持っていた毒物を噛み砕き、自害を遂げました。真犯人には辿り着いたものの、事件の真相は謎に包まれたまま幕を閉じます。

次なるターゲットは、練馬区監禁殺人事件の犯人、幸坂潤之助(こうさか じゅんのすけ)この事件の発生地域と時期は、かつて五代の家族が犠牲となった事件と酷似していました。果たして、幸坂こそが五代の家族を殺害した犯人なのでしょうか。

【筆者のリアルな感想】

次に登場するシリアルキラーはどのような人物なのか、五代はどのような人物と入れ替わるのか、そして過去に送られ事件を解決する展開は、毎回目が離せません。

過去に戻ってシリアルキラーの犯行を防ぐという基本設定は一貫していますが、シリアルキラーの個性や犯行の手口が毎回異なるため、飽きることなく楽しめます。

また、五代を過去に送り込む飛高の真の目的も気になるところです。飛高が単なる善良な協力者とは思えず、何か裏で良からぬことを企んでいるのではないかという不穏な雰囲気も漂っています。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」4巻のネタバレ!

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「洗脳の傀儡子(くぐつし)」の異名を持つ幸坂潤之助(こうさか じゅんのすけ)が引き起こした2011年の練馬区監禁連続殺人事件。その犯行を阻止するため過去へ飛んだ五代でしたが、辿り着いたのは事件発生年よりもさらに遡った1986年のとある高校でした。五代は高校教師の体に入れ替わっており、目の前にはまだあどけなさが残る高校時代の幸坂の姿がありました。

五代がこの時代に送り込まれる直前、この高校では浅見優子という女子生徒がプールで溺死するという事件が発生していました。学校側は事故として処理しましたが、五代は幸坂が関与しているのではないかと疑念を抱きます。

幸坂に関する情報を集める中で、谷口という女子生徒から、幸坂がオカルトに詳しいという情報を得ます。谷口は、亡くなった浅見と幸坂の間に何らかの深いつながりがあったことにも気づいていました。しかし翌日、その谷口が学校の屋上から飛び降りて命を絶ってしまいます。

五代が谷口の自殺について幸坂を問い詰めると、幸坂は「その場にいなかった自分に何ができるのか」と挑発的な態度で言い返します。幸坂は、自らの手を汚すことなく人を死に追いやる術を身につけていたのです。2011年の練馬区監禁連続殺人事件においても、幸坂は洗脳によって被疑者たちを意のままに操っていました。このクラスにも、幸坂に洗脳された共犯者がいることは間違いありません。直接手を下さない幸坂に対し、五代はどう立ち向かうのでしょうか。オカルトによって支配されたクラスを救うための戦いが始まります。

【筆者のリアルな感想】

幸坂は2011年の事件だけでなく、高校生の頃から人殺しをしていました。幸坂は一体どれだけの人間を殺してきたのでしょうか?幸坂は洗脳させた相手を操り、自分は手を汚さないという卑怯な方法で切り抜けてきたのです。証拠を押さえるのが難しく、幸坂はこれまでのシリアルキラーよりも厄介です。

クラスメイトの誰が幸坂の協力者なのかを突き止める見応え抜群の展開で、4巻もかなり面白い内容に仕上がっております!

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」5巻のネタバレ!

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2011年に練馬区で発生した監禁連続殺人事件の首謀者、幸坂潤之助。その犯行を阻止すべく過去へと送られた五代がたどり着いたのは、1986年のある高校でした。高校教師の身体に入れ替わった五代の目の前には、まだ高校生だった頃の幸坂の姿が。状況を把握しきれない五代を嘲笑うかのように、女子生徒が相次いで命を落とす事件が発生します。

捜査を進めるうちに、五代は幸坂に協力する共犯者の存在を突き止めます。その共犯者とは、後に幸坂の妻となる女子生徒、里水京子でした。幸坂の犯行手口を暴いた五代は、全校生徒の前でその罪を告発。幸坂の洗脳による支配は解かれ、彼の悪行が白日の下に晒されます。

企みが露見し、生徒たちの洗脳が解けたことに逆上した幸坂は、刃物を手に五代に襲いかかります。しかし、五代は怯むことなく幸坂を制圧し、怒りの鉄槌を下しました。高校時代の幸坂の凶行を阻止したことで、未来の2011年に起こるはずだった練馬区監禁連続殺人事件は未然に防がれ、事件は無事解決に至ります。

次なる五代の任務は、2004年に発生した「祝波島(いわいなみじま)41人殺し」と呼ばれる大虐殺事件。犯人とされるのは元自衛官の軍馬蔵人(くさば くらひと)という男で、その戦闘能力はこれまでの犯人たちとは比較にならないほど高いとされています。果たして五代は、軍馬の犯行を阻止し、祝波島の住民41人の命を救うことができるのでしょうか。

【筆者のリアルな感想】

後に幸坂の妻となり練馬区監禁連続殺人事件に居合わせたのは里水でした。里水は隣町の高校に通う女子生徒で、幸坂の情報集める五代に協力していました。幸坂と何の接点もなさそうな里水が共犯者だっととは驚きです。そんな彼女も幸坂に洗脳されていたので、幸坂の罪を暴き里水を救い出せて本当に良かったです。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」6巻のネタバレ!

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五代が次に挑むのは、2004年に発生した「祝波島41人殺し」と呼ばれる凄惨な大虐殺事件。犯人とされるのは、元自衛官の軍場蔵人(くさば くらひと)です。

島に到着した五代(今回は麻紗という女性に入れ替わっています)でしたが、ほどなくして殺人鬼・軍場が行動を開始し、五代と共に島を訪れた友人・もえが襲われてしまいます。41人の島民が犠牲になる前に、何としても軍場の凶行を止めなければなりません。

島民たちは軍場を討ち取ろうと山へ入りますが、元自衛官である軍場の戦闘能力に翻弄され、村長の息子・将生が命を落としてしまいます。五代自身も一度は軍場に捕らえられますが、辛くも逃げ出すことに成功します。

その後、五代は麻紗の荷物の中に、軍場が持っていたものと同じ島のポストカードを発見します。その差出人が麻紗の姉・弥恵であったことから、彼女と軍場に何らかの接点があったのではないかと推測します。もしかすると、弥恵は既に軍場の手にかかってしまったのではないかという不安がよぎります。軍場の真の目的が依然として掴めない五代でしたが、何か腑に落ちないものを感じていました。

【筆者のリアルな感想】

元自衛官である軍場は、これまでの猟奇殺人犯たちとは一線を画す強敵として描かれています。島民総出でも、軍場を制圧するのは困難であるように感じられます。軍場から見れば、島民たちは戦闘の素人であり、その気になれば容易に命を奪うことができるでしょう。そのような圧倒的な強敵に対し、五代は女子大生という非力な身体で立ち向かわなければなりません。

一度は軍場に捕らえられた五代ですが、なぜか命は奪われずに済みました。軍場の真の目的は何なのでしょうか。そして五代は、「祝波島41人殺し」の犯人が本当に軍場なのかという疑問を抱き始めます。この6巻で、事件の意外な真相が明らかになります。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」7巻のネタバレ!

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祝波島を支配する国枝一族は、島外から誘い込んだ若い女性たちを「供物」として扱い、臓器を摘出する宴を秘密裏に行っていました。五代(麻紗の姿)とその友人たちも薬で眠らされ、まさに臓器を摘出されようとしていました。しかし、五代は突如として覚醒し、島民たちを蹴り飛ばします。宴の実態を探るため、あえて薬で眠らされたふりをしていたのです。

そこへ、死んだと思われていた軍場が現れ、島民たちは驚愕します。実は、五代は軍場や島の駐在と協力関係を結んでいました。かつて生贄にされた麻紗の姉、清川弥恵。彼女の恋人であった軍場は、弥恵を殺した島民たちへの復讐を誓っていたのです。

五代と軍場は、島民たちの犯罪を暴くために手を組み、その証拠を掴むことに成功します。証拠を手に入れた後、追手の島民たちから逃れ、島からの脱出を図ります。獣の血を使って島民たちを欺き、別の港へと誘導。駐在が盗み出した村長の船で、島からの脱出に成功しました。しかし、脱出後、五代たちを追っていた島民たちは、謎の武装集団によって射殺されてしまいます。

次なる五代の潜入先は、1996年に発生した「大田区一家殺人事件」。この事件では一家4人が惨殺され、犯人は未だ捕まっていません。五代はこの未解決事件を解決することができるのでしょうか。

【筆者のリアルな感想】

軍場が犯人かと思いきや、実は島民たちこそが悪であったという衝撃的な展開でした。島を牛耳る国枝一族は、臓器密売を生業とし、島外の人間を犠牲にしていたのです。金銭のために人の命を奪うという、実に胸糞の悪い事件です。

事件は解決したかのように見えましたが、島民たちが何者かによって殺害されるという後味の悪い結末を迎えました。おそらく、臓器密売の口封じのために殺害されたのでしょう。臓器密売組織の全貌は謎に包まれたままですが、今後の事件にも関わってくる重要な要素となりそうです。

次に五代が挑むのは「大田区一家殺人事件」。未解決事件への潜入は今回が初めてであり、どのような展開になるのか注目されます。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」8巻のネタバレ!

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五代が次に潜入するのは、1996年に発生した未解決事件「大田区一家殺人事件」。星名家の家族全員が殺害されたこの事件は、犯人逮捕に至っていません。未解決ではあるものの、3人の有力な容疑者が浮上していました。その3人はいずれも、星名家の長女・瑛里(えり)に好意を寄せ、執拗につきまとっていた人物たちです。

  • 眞村拓斗(まむら たくと): 瑛里と同じ高校に通う上級生。
  • 長谷川卓(はせがわ すぐる): 瑛里の家庭教師をしていた大学生。
  • 葛西恭二(かさい きょうじ): 瑛里が通っていたコンビニの店員。過去に強制わいせつ罪の前科あり。

五代が入れ替わったのは、被害者家族の6歳の次女・聖良(せいら)でした。犯人を特定するため、警察にストーカー捜査を依頼する五代でしたが、6歳の子供の姿ではまともに取り合ってもらえません。

警察の協力が得られないと悟った五代は、単独で捜査を開始。その最中、偶然にも警察官だった頃の父親と再会します。五代は父親に、姉の瑛里がストーカー被害に遭っており、命が狙われていることを伝えます。父親は家の周辺のパトロールを強化すると約束してくれましたが、犯人を特定しない限り、事件を防ぐことはできません。

時間が惜しい五代は、トイレに行くと偽って警察署を抜け出し、容疑者の一人である葛西恭二の家に潜入します。証拠を探していると、葛西が帰宅。五代はあっけなく捕まってしまいますが、そこに五代の父親が駆けつけ、葛西は現行犯逮捕されました。

その後、五代は父親に、未来から星名一家殺人事件を防ぐためにやってきたことを打ち明けます。驚きながらも五代の言葉を信じた父親は、事件解決に協力してくれることになりました。しかし、家に帰ると、玄関の扉に大きく「殺す」という文字が書かれ、傍には惨殺されたカラスが5匹並べられていました。ストーカー行為は収まるどころか、ますますエスカレートしていくのでした。果たして、星名一家を惨殺した真犯人は一体誰なのでしょうか。

【筆者のリアルな感想】

五代が潜入した事件は、1996年に発生した「大田区一家殺人事件」。星名家の長女・瑛里(えり)がストーカー被害に遭い、最終的には家族全員が殺されてしまう事件です。

五代が入れ替わったのは6歳の少女で、捜査するのが大変そうでしたね。

これまでの潜入先が、五代にとって不利な状況であることが多いのは、おそらく飛高の何らかの意図が働いていると考えられます。飛高の真の目的は依然として謎に包まれており、五代の家族が巻き込まれた事件に飛高が関与している可能性も否定できません。

今回の事件は未解決であり、犯人が誰なのか不明な状態から捜査が始まります。有力な容疑者は3人。五代は一人ずつ真相を突き止めていくことになります。そんな中、1996年当時、交番勤務だった父親との再会は大きな出来事でした。父親は五代に似て正義感にあふれ、非常に頼もしい存在です。父親が事件解決に協力してくれることになり、五代にとって強力な味方ができました。

今回も予想外の展開の連続で、ページをめくる手が止まらないほど引き込まれる内容でした。ぜひ本編で、このスリリングな捜査の行方を見届けてください。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」9巻のネタバレ!

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星名家の長女・瑛里(えり)に対するストーカー犯を追っていた五代の父は、自ら囮となることで犯人の長谷川を逮捕しました。しかしその頃、五代家には刃物を持った何者かが侵入していました。侵入したのは、なんとストーカー事件の担当から外されていた瀬下刑事でした。

瀬下は瑛里にナイフで襲いかかりますが、間一髪のところで五代がそれを防ぎます。五代は、瀬下こそが真犯人だと突き止めました。しかし、瀬下の真の狙いは瑛里ではなく、五代と魂が入れ替わった聖良だったのです。瀬下は以前、瑛里へのストーカー事件を担当した際に星名家を訪れていました。その時、聖良からおもちゃの指輪をプレゼントされたことを、プロポーズされたと歪んで思い込んでいたのです。瀬下は、ストーカー特有の認知の歪みにより妄想を暴走させた人物でした。

刃物を持つ瀬下相手に勝ち目はないと悟った五代たちは逃げようとしますが、玄関は外から塞がれており、脱出不可能な状況に陥ります。絶体絶命の窮地を、五代はどう切り抜けるのでしょうか?!

【筆者のリアルな感想】

大田区一家殺人事件の真犯人が瀬下刑事だったとは、本当に予想外の展開でしたね。

「人の心、裏側は分からない」とは言いますが、まさか瀬刑事にストーカー特有の歪んだ性質があったとは思いもよりませんでした。しかも、ターゲットが姉の瑛里ではなく、まさか聖良だったという点には、その歪んだ執着心からくる異様さを感じずにはいられません。逮捕後も「聖良を迎えに行く」と宣言しているあたり、反省の色は全く見られません。この種の人物は、再び同様の過ちを繰り返すのではないかと懸念されます。

五代は過酷な事件に巻き込まれましたが、過去で両親に再会できたことは、彼にとって大きな救いだったのではないでしょうか。ひとまず家族を守ることはできましたが、未来を簡単に変えられない以上、五代家には今後も困難が待ち受けているのかもしれません。

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」10巻のネタバレ!

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御子柴を追う五代と聖良

聖良のもとに匿名の手紙が届きました。そこには、真犯人の可能性がある御子柴(みこしば)の潜伏先が記されていました。五代と聖良が御子柴の住むアパートへ向かうと、そこには何本もの刃物で刺され、瀕死の状態の御子柴がいました。御子柴が五代に真犯人の名を告げようとした瞬間、飛高(ひだか)が現れます。御子柴は、飛高を指差し、口から血を吹きながら絶命しました。

目の前の光景から、五代は飛高こそが真犯人だと確信し、「俺の家族を殺したのはお前なのか!」と激しく問い詰めます。しかし飛高は、「真犯人の名は、過去の御子柴から直接聞けばいい」と不敵に言い放ち、五代を再び過去へと送り込むのでした。

新章開幕

五代が過去に戻り、魂が入れ替わった相手は、根岸智美(ねぎしともみ)という女性でした。根岸には殺人容疑で逮捕状が出ており、まさに警察が家宅捜索に入ってきたところでした。状況が全く飲み込めない五代でしたが、このまま捕まるわけにはいかないと、裏庭に身を潜めます。

しかし、そこにも既に警察官が配置されており、捕まるのは時間の問題でした。「2012年」「茨城」そして「根岸智美」という手がかりから、五代は自分が連続殺人犯・十河千尋(とがわちひろ)として追われているのだと気づきます。

十河は結婚詐欺で多数の男性から金を騙し取り、さらに3人を自殺に見せかけて殺害した凶悪犯だったのです。逮捕されれば極刑は免れず、そうなれば意識が現代に戻ることも叶いません。

五代は隣家との塀の隙間から辛くも脱出し、自転車で駅へと向かいますが、至る所に警察官が巡回しており、電車での逃走は不可能だと悟ります。その絶体絶命の瞬間、五代の背後から御子柴(みこしば)が現れました。御子柴が手配した車に乗り込み、二人は見事警察の包囲網を突破します。

五代の魂が入る前の十河と、謎の協力者・御子柴の間には、一体どのような繋がりがあるのでしょうか?御子柴の正体、そしてその真の目的とは? 物語は核心へと迫っていきます!

【筆者のリアルな感想】

五代目の潜入捜査官が十河千尋という女性に入れ替わったという設定、そして彼女が婚活連続不審死事件の犯人であるという事実は、大変衝撃的でした。これまで潜入捜査といえば、被害者になり代わるケースが多かったかと思います。しかし、今回は殺人犯という立場での過去への潜入という斬新な設定に、強く惹きつけられました。

過去の潜入では、事件解決という明確な目的が存在しましたが、今回の潜入においては、その目的が 明らかになっておらず、今後の展開が全く予測できないため、一層物語に夢中になってしまうのですね。

また、10巻で御子柴の正体が明らかになりましたが、彼の目的はいまだ謎に包まれているのですね。しかしながら、十河に潜入した五代を助け、守ろうとする行動からは、現時点では五代の味方である可能性が高いと感じられます。

物語の終盤に向けて、これまで散りばめられてきた伏線がどのように回収され、犯罪組織や飛高の真の狙いが明らかになるのか、大変興味深いです。

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「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」感想レビュー:読者の評価は?

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「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」は、読者から概ね好意的な評価を得ており、「面白い!」「読みごたえあり」といった声が多く見受けられます。特に称賛されているのは以下の点です。

  • ユニークな前提
    被害者に憑依して過去の事件を解決するという斬新なアイデアは、「発想がいい」「この発想だけで平均以上の評価が与えられると思う」と高く評価されています。「潜入捜査っていうのがまさかの潜入捜査の意味でこれもまた新しいですね!」という驚きの声も。
  • サスペンスとスリル
    「ハラハラドキドキする」「凄くドキドキする!!!読んでいて迫ってくるようなドキドキ感!」といった感想が多数あり、息をのむような緊迫感が魅力とされています。
  • 魅力的なプロットとテンポ
    「展開が早く中身もあり、惹きつけられる内容です」「テンポよく、ドキドキが続きます」と、読者を飽きさせないストーリー展開が支持されています。
  • 興味をそそる謎
    個々の事件の謎解きに加え、飛高の目的や五代の家族の悲劇といった大きな謎が、「最後は刑事として、主人公が解決したい事件の犯人にたどり着けるのか…?はたまた黒幕は身近にいるのか…?」と読者の考察を呼んでいます。
  • 画風
    「絵が綺麗」と評価されており、特に「シリアルキラーの顔が恐ろしくて最高です!」と、犯人の恐ろしさを引き立てる画力を称賛する声があります。

一方で、以下のような批判点や懸念事項も挙げられています。

  • 過激な描写(グロ)
    「生々しい描写」や「残酷描写」が特徴であるため、「グロは苦手なので若干ウワッてなるとこもありました」「怖い」「気持ち悪い」と感じる読者もいます。ただし、これをホラー作品の魅力と捉える声も多いです。
  • プロットの都合の良さ/タイムパラドックス
    「展開にやや強引というか、都合が良すぎる面も感じる」「過去に戻って事件事故を未然に防げるとか絶対ありえないし」など、設定や展開の細部に対する指摘も見られます。
  • キャラクターデザインの単調さ(軽微)
    「若い女性の身体が皆んな同じと言ったところです」といった具体的な意見も一部でありました。

総じて、過激な描写への耐性は求められるものの、それを上回るストーリーの面白さや斬新な設定が多くの読者を惹きつけていると言えるでしょう。

「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」作品情報

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出版社・掲載誌・最新刊まとめ

「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」は、秋田書店から出版されています。連載されている雑誌は、同じく秋田書店発行の月刊誌「別冊少年チャンピオン」です。 連載が開始されたのは、2021年12月10日に発売された「別冊少年チャンピオン」2022年1月号からで、2025年5月現在も好評連載中です。

単行本コミックスについては、2025年9月19日現在、既刊11巻まで発売されています。最新刊である第11巻は、2025年9月8日に発売されたばかりです。なお、情報によれば次巻となる第11巻は、2026年1月頃の発売が予想されています。物語はまだまだ続いており、今後の展開から目が離せません。

「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」作者・本田真吾の世界観

本作「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の作者である本田真吾氏は、これまでにも数々のホラー、サスペンス、スリラー作品を手がけてきた漫画家です。代表作には、巨大生物によるパニックホラー「ハカイジュウ」や、人間の心の闇を描く「切子」、サバイバルホラー「終園地」などがあり、いずれも強烈なインパクトと緻密なストーリーテリングで知られています。

本田氏の作品に共通して見られる特徴は、しばしば目を背けたくなるような過激でグロテスクなホラー描写と、極限状態に置かれた登場人物たちの心理描写、そして先の読めないサスペンスフルな展開です。これらの要素は「サイコ×パスト」にも色濃く反映されており、彼のファンにとっては期待通りの「本田真吾ワールド」が展開されていると言えるでしょう。

一部の読者からは、過去の作品で「内容がグロに寄りすぎな作品が続いていただけに」という声も聞かれましたが、本作「サイコ×パスト」に関しては、「今作は期待出来る内容になっています」と、ホラー要素とサスペンス要素がより巧みに融合し、物語としての深みが増しているという好意的な評価も見受けられます。作者特有のダークで刺激的な世界観が、本作の魅力の根底を支えていることは間違いありません。

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「サイコパスト 猟奇殺人潜入捜査」最終回を大胆予想!五代の過去と飛高の謎、物語はどこへ向かうのか?

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多くの謎と伏線を張り巡らせながら、読者を息もつかせぬ展開で惹きつける「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」。物語がクライマックスに近づくにつれ、「五代の家族を殺した犯人の正体は?」「飛高の真の目的は何なのか?」そして「この物語はどのような結末を迎えるのか?」といった考察が熱を帯びています。 ここでは、これまでに提示された情報をもとに、物語の最終的な着地点を大胆に予想・考察していきます。

【考察①】最大のクライマックス:五代一家惨殺事件の終結

物語の全ての始まりであり、主人公・五代一哲を突き動かす最大の動機である「杉並区一家4人肉塊事件」。最終回では、この事件の完全な真相解明と、真犯人との直接対決が描かれることは間違いないでしょう。

予想される最も胸が熱くなる展開は、五代自身が、事件が起きた過去の時点へダイブするというものではないでしょうか。彼が潜入するのは、殺害された幼い頃の妹か、あるいは当時の自分自身の意識かもしれません。被害者という最も無力な視点から、刑事として培った能力と精神力、そして家族への想いを胸に、積年の仇敵である真犯人に立ち向かう姿は、まさに最終決戦にふさわしい舞台です。

犯人の正体については、これまでに登場したシリアルキラーたちを裏で操っていた黒幕的存在か、あるいは全く新しい「最凶の敵」として登場する可能性が考えられます。いずれにせよ、謎多き指揮官・飛高がこの事件についてどこまで知っているのか、そして彼女がどう動くのかが、事件解決の大きな鍵を握っているはずです。

【考察②】物語の鍵を握る人物:飛高紫苑の真の目的

自称「超能力捜査官」であり、五代を過去へと送り続ける飛高紫苑。彼女の真意は、本作における最大のミステリーです。彼女の最終的な立ち位置によって、物語の結末は大きく変わるでしょう。

  • 味方である可能性
     彼女の連続殺人鬼への異常な執着は、実は彼女自身も過去にシリアルキラーによって大切な人を失った経験から来る「復讐心」の裏返しなのかもしれません。同じ境遇の五代に自らを重ね、非情な仮面をつけながらも、共通の敵を討つために彼を導いているという展開です。最終的には、五代の最大の協力者として共に戦う姿が見られるかもしれません。
  • 黒幕・敵対する可能性
    最も恐ろしい展開として、彼女の執着が殺人鬼への「共感」や「完成」を目的としたものである可能性も捨てきれません。数々の事件は、五代を最強の駒として育て上げ、究極の犯罪を観察するための壮大な実験だった、というものです。この場合、物語の最後に五代の前に立ちはだかるのは、彼が最も信頼(あるいは警戒)してきた上司・飛高自身ということになります。

【考察③】物語の着地点:過去改変の代償と五代の未来

五代がこれまでに行ってきた「過去改変」は、最終的にどのような「現在」をもたらすのでしょうか。単に全ての事件が解決するハッピーエンドとはならないかもしれません。

過去を救った代償として、五代が何か大切なものを失う可能性は十分に考えられます。例えば、全ての戦いを終えた後、過去に介入しすぎた影響で人々の記憶から消えてしまう、あるいは、潜入捜査で負った精神的ダメージから解放されないといった、ビターで切ない結末です。

あるいは、五代が救った命によって生まれた「新しい現在」では、彼の家族は生きているものの、彼自身は刑事になっておらず、飛高とも出会っていない…といった、全く違う人生が待っているのかもしれません。

最終的には、五代は家族の事件の真相に辿り着き、犯人との因縁に終止符を打つでしょう。しかし、その過程で飛高の悲しい秘密や過去改変の重い代償を知ることになり、単純な勧善懲悪では終わらない、深く心に残る結末を迎えるのではないでしょうか。全ての過去と罪を受け入れ、彼が新たな未来へ一歩を踏み出すところで、この壮絶な物語は幕を下ろすのかもしれません。

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『サイコ×パスト』に関するよくある質問(FAQ)

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Q1. グロテスクな描写や残酷なシーンはありますか?

A. はい、あります。
本田真吾先生の作風でもあり、猟奇殺人事件の描写は非常にリアルで過激な部分が含まれます。特に「肉塊殺人事件」などの表現は刺激が強いため、グロテスクな表現が苦手な方はご注意ください。ただし、その描写が作品のリアリティと緊迫感を極限まで高めているという意見も多く、本作の魅力の一つとなっています。

Q2. この漫画は完結していますか?最終回はどうなっていますか?
A. いいえ、まだ完結していません。

2025年7月現在、『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』は「別冊少年チャンピオン」で好評連載中です。物語は主人公の過去の謎にも迫り、ますます盛り上がりを見せています。最新の連載状況や単行本の発売情報については、本記事の「作品情報」セクションで随時更新しています。

Q3. 主人公・五代の最終的な目的は何ですか?

A. 自身の家族が犠牲となった未解決事件の犯人を捕まえることです。
表向きは過去の事件を解決し被害者を救うことですが、彼の最大の動機は、かつて両親と妹が殺害された「杉並区一家4人肉塊事件」の真相を突き止めることにあります。この強い個人的な渇望が、彼を危険な潜入捜査へと駆り立てています。詳しくは「主人公・五代一哲の壮絶な過去とは」の章で解説しています。

Q4. 謎の上司・飛高紫苑(ひだかしおん)の正体は何ですか?

A. その正体は、物語最大の謎の一つです。
彼はなぜ過去の事件に介入できる能力を持つのか、なぜ猟奇殺人犯に異常な執着を見せるのか、その目的はほとんど明かされていません。彼が味方なのか、あるいは別の思惑があるのかは、読者の間で様々な考察が飛び交っています。彼の不可解な言動の一つ一つが、今後の物語の重要な伏線となっています。

Q5. どんな人にオススメの漫画ですか?

A. 以下のような方に特におすすめです。

    • 先の読めない本格的なサイコサスペンスが好きな方
    • 『インセプション』や『バタフライ・エフェクト』のような時間や意識が絡むSF設定が好きな方

多少のグロ描写には耐性があり、強烈なスリルを味わいたい方 - 伏線や謎が多く、考察しながら読むのが好きな方

上記に一つでも当てはまるなら、きっと夢中になれるはずです。

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この記事を書いた人

[ゆう]

年間200冊以上の漫画を読破し、特に人間の心理や狂気を描くサイコサスペンス・ホラージャンルを専門に分析・考察が得意。『サイコ×パスト』は、斬新な設定だけでなく、緻密に張り巡らされた伏線と、人間の本質をえぐるような心理描写が魅力的で大好きな漫画です。

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ゆう

はじめまして! 漫画紹介ブログを運営している「ゆう」です。
子供の頃に読んだ『ワンピース』がきっかけで漫画の魅力にハマり、以来20年以上、漫画を読み続けています。 年間購読数は電子・紙媒体を合わせて200冊以上。本棚には常に新しいお気に入りが増え続けています。
このブログでは、私が実際に読んで本当に面白いと感じた作品だけを厳選して紹介しています。

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